今回の福島行きの目的は、福島県立美術館で開催されている「山中現展・夢の領域」に行くことでした。
でも、せっかく東北に行くのだから、近くに温泉があれば泊ってこようと思って探したところ、ありました!ありました!
やっぱり東北は温泉の宝庫ですねー
飯坂温泉、土湯温泉…、たくさんある中から今回は高湯温泉を選んでみました。
相方からは温泉博士って呼ばれている私だけど、高湯温泉のことは今回初めて知りました。
高湯温泉を代表する宿というと、玉子湯、安達屋旅館、吾妻屋、ひげの家あたりらしいのですが、どれか一つを選ぶのは本当に難しくてかなり迷いました。
部屋の数は10室なのに、お風呂は8つもある吾妻屋も良さそうだし、安達屋旅館の囲炉裏端での食事も良さそうだし、ひげの家はなんとなくお洒落な雰囲気だし…
そして出発の3日前に、「ひげの家」に決めたのでした。
高湯温泉は想像していたほど雪は積もってなくて、想像していたほど寒くもありませんでした。
硫黄の香りプンプンの白濁りのお湯です。
夜、貸切露天風呂から見た星空は最高でした!結局、お風呂には5回ぐらい入ったのかなぁ。
露天風呂へ続く通路も素敵^^
いろんなところに、お花がさりげなく飾られています。
壁に飾られている絵も素晴らしかったです。小倉遊亀に向井潤吉に斉藤清などなど。
部分的にリニューアルはされているのですが、宿自体はかなり古いようです。
でも、廊下から聞こえるミシミシという音も、ひなびた雰囲気をさらに盛り上げてくれているような気がしました。
こちらの宿を選んだ理由はもう一つ、料理が美味しいという評判を聞いたからです。
料理の量は少なすぎず多すぎず、ちょうど良かったです。そして味は評判どおりのものでした^^
温泉と食事以外は、浅田次郎の小説を読んで過ごし、のんびりしたとってもいい時間を過ごすことができました。
さてさて、こちらの宿泊料金ですが、私は夕食を部屋食でお願いしたので1000円アップとなり、1泊2食付きで13,860円だったのですが、食事処で頂いていたら12,860円ですよ!絶対に安い~
「ひげの家」さんは日本秘湯を守る会に加盟されているので、帰りにスタンプ帳を頂いて帰りました。
日本各地にある日本秘湯を守る会に加盟している旅館に泊るとスタンプを押してもらえるのですが、3年間の間に10コたまると好きな宿に1泊できるんです。
以前にも挑戦したことがあるけど、これがなかなか難しくて。