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雪の銀山温泉と酒田・天童の旅

寒波に見舞われ大雪注意報が出た東北地方。交通機関の乱れを心配していたのですが、私の乗った飛行機は、定刻どおりに庄内空港へ到着。深夜、「急行きたぐに」で大阪を出発した相方も、5分遅れはしたものの無事酒田駅に到着することが出来ました。
今回の冬旅は、山形県の銀山温泉と酒田・天童への旅です。

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相方との待ち合わせ場所に選んだのは酒田駅。
映画『おくりびと』のロケ地にもなった酒田市ですが、私が酒田を選んだ理由はココ ↓
『土門拳記念館』に行きたかったからなんです。
酒田市出身の写真家、土門拳の全作品70,000点が収蔵されているそうです。
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シンプルで落ち着く空間、設計は谷口吉生です。勅使河原宏の庭園がとっても素敵でした。

大阪伊丹空港から庄内空港へは飛行機で75分。東京からは1日4便もあるのに、関西からは1便しかないんですよ。しかも大阪便の接続バスも運行していないのです。一番早いリムジンバスの時間まで2時間もあるので、空港内の「平田牧場」でちょっと早いランチ。ヘレカツ定食を頂きましたが、これがとーってもおいしかったのです。ソースをつけても庄内塩をつけても美味でしたっ!
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酒田の宿は、「大正時代の木造建築は文化財クラス!しっとりと落ち着ける宿」という宿の紹介文に惹かれて、『最上屋旅館』さんを選びました。

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ほんとにレトロでしたっ!夕食はわが家のいつもの夕食よりも少し落ちる内容でしたが、1泊2食付で6550円だったし、ご主人も奥さんもとってもいい方なので絶対に悪いことは書けません!
夜は吹雪の中を歩いて、地元の「本町温泉スパガーデン」という銭湯に行きました。サウナで汗をかいてすっきり!帰りはさすがに怖くてタクシーを呼んでもらいましたが…

翌日、最上屋旅館のご主人に酒田駅の近くにある「あいおい工藤美術館」まで送って頂きました。こちらは元質屋の古い建物を活用した私設美術館。
写真は透かし障子(?)と蔵の鍵。すばらしいです!
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こたつに入って美術教師だった館長さんのお話を聞き、趣味で集められた骨董品や館長ご自身が描かれた絵などを拝見したあと酒田駅に向かう。

相方は「急行きたぐに」で深夜大阪を出発、新潟で「特急いなほ」に乗り換えて、翌日11時前に酒田駅に到着しました。この日は雪の影響で寝台列車などはすべて運休だったんですよ。相方が乗る列車まで運休になっていたら、『雪の山形、女一人旅』というタイトルに変わるところでしたっ(笑)

酒田市=土門拳美術館、というイメージしかなかった私ですが、調べているうちにいろいろと行ってみたい場所がでてきました。しかーし、銀山温泉行きの列車の時間まで約3時間しかありません。

まずはJR東日本のポスターなどにも使われている『山居倉庫』へ。 
冬のケヤキ並木もなかなか素敵です~
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玉こんにゃくを食べ、地酒「上喜元」、「初孫」、「銀嶺月山」を飲んでほろ酔い気分♪
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玉こんにゃく一本150円。地酒一杯100円でした。玉こんにゃくのおいしさにビックリ!


玉こんにゃくを食べたところだけど、酒田港近くの『海鮮どんや とびしま』でお昼ごはん^^
新鮮で美味しくて安くって、『とびしま』さん、超おすすめのお店です!
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最後に駅の近くの『本間美術館』へ。本間家の別荘だった本館と新館、庭園を早足で見て回りました。本間家って昭和初期には日本一の大地主だったそうですよ。
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駆け足でめぐった初めての酒田。 また違う季節にゆっくり訪れてみたいな…

酒田駅14時発のJR快速最上川は名前のとおり最上川沿いを走るわけですが、車窓からの景色は墨絵のような美しさでした。電車の中と外の温度差で窓が曇りすぎていたため、綺麗な写真が撮れませんでした。そして新庄駅で新幹線に乗り換えて大石田駅まで。


大正浪漫ただよう銀山温泉へはJR大石田駅から車で約40分。宿泊する宿の送迎もあったのですが、大正ロマンの雰囲気を満喫するために、ボンネットバスに乗って銀山温泉に行くことにしました。  が、見た目はとってもクラシックな雰囲気のこのバス、内部はかなりふつーのマイクロバスでした(笑)
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銀山温泉のバス停で降りて坂道を下っていくと… ほら、見えてきました~

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川をはさんで、大正から昭和初期に建てられた古い旅館が並んでします。

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だんだんと暗くなってきて、ガス灯や宿の明かりが輝きを増してきました。

白い雪に橙色の明かり、本当に本当に綺麗でした…

かなりたくさん写真を撮ったのですが、ほとんどがブレブレ写真で残念!(笑)

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私たちの今夜のお宿は、川沿いの宿ではなく、ちょっと高台にある『瀧見館』です。

雪の中を歩いて登って行ったんですよー


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いつか必ず銀山温泉に行こう!と決めた時から、泊まりたい宿NO1は『能登屋』さんだったのですが、行かれた方の評価が結構きびしいものだったのでちょっとパス。次の候補『古山閣』さんの予約が取れず、『瀧見館』さんにお世話になることになりました。
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さすが山形!さくらんぼのお漬物が出てきましたよー!
食べるのに必死だったためメインの料理の写真は全くなしですが、もーおなかいっぱいで死にそうでした!! 最後に出てきたごはんがめはり寿司だったのがかなり新鮮でした。 朝食については多くは語らないでおきますね(笑)
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そしてそして、露天風呂からの雪景色はやっぱり最高でしたよ^^

翌朝は晴天。青い空に白い雪がとっても綺麗でした。

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最終日、15時発の飛行機の時間までそんなに余裕はないので、どこを観光しようか悩んだのですが、山形空港まで空港バスで20分で行ける天童市を選びました。ちなみに山形駅からだと約40分です。

天童市では、出羽桜美術館と分館である『斉藤真一心の美術館』、そして『広重美術館』を訪ねてみました。
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お昼は、文久元年創業の『水車生そば』さんで、とろろそばと、こちらのお店の隠れメニュー「鳥中華」を頂きました。おいしかったです!
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そして、「水車生そば」さんの隣のお土産物屋さんで買った「お便りこけし」

使うのがもったいないくらいかわいい~

こけしの中に便箋(?)が入っていて、荷札に宛名を書き120円切手を貼ってポストに投函すればOKなんだそうですよ。  試しに自分宛に送ってみようかな^^
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天気予報では、酒田、銀山温泉、天童は土曜日まで雪マークが出ていました。今頃、ハラハラと雪が降っているのかな… 旅行から帰ってきてまだ2日しかたっていないのにもう雪景色が恋しくなりました。
それでは、私の『冬旅日記』はこれでおしまいです。

by halftone26 | 2009-01-13 11:08 | 雪の銀山温泉と酒田・天童の旅 | Comments(2)