カテゴリ:北海道冬旅・増毛へ( 3 )

忘れられない宿『ぼちぼちいこか増毛舘』

美瑛の丘をレンタサイクルで駆けめぐり、十勝温泉・三余庵で贅沢な時間を過ごした去年の夏旅
帰りの飛行機の中では、「来年のGW旅行(つまり今年のGW)も絶対に北海道に行こうね!」って話が出来ていました。


b0086273_713926.jpg


そのあとすぐにおおまかなプランを立てたのですが、1週間も経たないうちに、「GWの北海道もいいけど、雪に覆われた冬の北海道にも行きたいっ!」って気持ちがふつふつと沸いてきたのです。


b0086273_1674535.jpg


そうして実現したのが先月の北海道旅♪
私たちが訪ねた増毛町は北海道の北西部にある海沿いの小さな町。
高倉健さん主演の映画、『駅STATION』のロケ地としても有名です。
冬の場末の小さなお店に、おかみ(倍賞千恵子)と高倉健さん。
そこに八代亜紀の「舟歌」が流れるくるあのシーンは忘れられませんよね。

b0086273_1456455.jpg



札幌で1泊した翌日、冬のローカル列車の旅を楽しみながら留萌線の終着駅・増毛駅に着いたのは定刻よりも少し遅れた18時前。


b0086273_16355055.jpg


暗闇と降りしきる雪と無人駅。 そこには終着駅にふさわしい、なんとも言えない哀愁が漂っていました。


b0086273_1525730.jpg


駅を出てすぐのところに映画で使われた『風待食堂』があり、まるでその映画『駅STATION』の中に迷い込んだような感覚になりました。


b0086273_1531830.jpg


雪明りの中に浮かだノスタルジックな町・増毛。
時間を忘れて写真を撮りまくった私と相方。
明るい時間に到着していたら、この感動は味わえなかったと思う。


b0086273_1541655.jpg


この日の宿、『ぼちぼちいこか増毛舘』は、『風待食堂』の斜め向かいにありました。
大阪出身のご主人と東京出身の奥さんが経営されている『とほ宿』です。
今回の宿探しで初めて『とほ宿』という文字を見た時、『とほほ~』な感じの宿を自虐的に表現しているのかな~と思ったのですが(笑)そうじゃなかった。
『とほ宿』には、ドミトリー(男女別相部屋)の部屋があって、宿泊客同志が交流しやすいフリースペースがあって、そしてアットホーム&リーズナブル。
まだ利用したことはないけどYHのような感じの宿なんだそうです。

宿の外観です。^^ 撮り方が悪かったせいでこんな「とほほ~」な感じの写真になってしまいましたが、もう少しちゃんとしています。(笑)


b0086273_1565617.jpg


「古い建物」も、言い方を替えれば、「歴史を感じる建物」?
昭和7年築の建物で、映画「駅STATION」の撮影にも使われたそうですよ。


b0086273_1571262.jpg


宿の近くにあった雰囲気がある居酒屋。 「夕食のあとでちょっとだけ寄ってみようか…」って言っていたんですが…。


b0086273_15121733.jpg


宿の1階にはお洒落なカフェがあります。


b0086273_1514074.jpg


チェックインはそのカフェ『海猿舎』で。


b0086273_15142952.jpg


私たちの部屋のノスタルジックなドア。


b0086273_1517593.jpg


そして部屋の中は…、古い、いや、歴史を感じました。(笑)
すきま風が入らないように窓がビニールで覆われていたのにはビックリ。


b0086273_15182213.jpg


談話室もあります。 ほら、窓にビニール。


b0086273_15213135.jpg


夕食の前に近くのホテルに併設されている温泉に入って来ました。 (送迎してもらえます)
このホテル『オーベルジュましけ』は、有名シェフ三國清三監修のオーベルジュ。
三國清三さんはここ増毛町の出身なんですよ。
となると、と~っても素敵なホテルなのでは?と想像してしまいがちですが、残念ながらそうじゃないのです。

実を言いますと、増毛で宿泊可能だったのは、『ぼちぼちいこか増毛舘』と『オーベルジュましけ』だけだったんです。
寒さが厳しく積雪も多いこの地域の多くの宿やお店が、冬季(11月から3月ぐらい)は休業していたのです。
『オーベルジュましけ』の温泉はトロトロしてとっても気持ちが良かったけど、宿としては『ぼちぼちいこか増毛舘』を選択して正解でした。^^

宿に帰ってお楽しみの夕食♪
他のお客さんとのふれあいも楽しみにしていたことの一つだったのですが、この日の宿泊者は私たち2人だけ。
夕食には途中からご主人も参加されました。 これも『とほ宿』のルールなのかな?


b0086273_15245313.jpg


ご主人が住んでいた大阪・十三の話や、旅の話、増毛の話などなど、話題が尽きることはありませんでした。


b0086273_15254328.jpg


北海道名物にしん漬け。 これは近所のお寿司屋さんのものらしいです。
あの時の味を思い出して、ネット注文したくなりました。


b0086273_15273988.jpg


冷え切ったグラタンに冷え切ったミンチかつ。 でも何故か美味しく感じるのです。^^


b0086273_15324212.jpg


このたこのから揚げも冷え切っていたけど、とーっても美味しかった!


b0086273_15344326.jpg


高い料金の宿だと、ついついこちらのチェックも厳しくなってしまうのですが、
安い宿は不衛生でない限り、「安いし、まぁ、いっか…」とおおらかな気持ちになってしまいますね。

ちなみに宿泊料金は1泊2食付で1人あたり4,900円。
素泊まりは3,000円で、夕食:1300円、朝食:600円で追加できるそうです。
それと、冬季は暖房費が1人400円かかります。 

追加で注文したたこしゃぶは1人前400円だったかな…


b0086273_1537121.jpg


ビール党のご主人が、美味しいビールの飲み方(美味しい泡の作り方)を教えてくれたり、


b0086273_15374184.jpg


写真はないけど、最後の白ご飯と甘えびのお味噌汁もとっても美味しかったですよ。^^

夕食のあとギターの弾き語りライブが始まりました♪
曲は、『花 (~すべての人の心に花を~)』と、『風に立つライオン』♪


b0086273_1539274.jpg


訳アリで1000円だった富良野ワイン。 


b0086273_15392766.jpg


おつまみはタダです。


b0086273_15395122.jpg


朝食はカフェ『海猿舎』で。


b0086273_15414594.jpg


ちなみに朝食にもご主人が参加されます。^^
朝食は600円だったはず。 こんなに豪華で利益あるの~と心配になります。


b0086273_1542843.jpg


窓際のイカのオブジェ。 友達からの開店祝いだそうです。


b0086273_1543751.jpg


奥さんが丁寧に入れてくれた珈琲(別料金)を飲みながら、残り少ない宿での時間を楽しみました。


b0086273_15434792.jpg


あの旅から1ヶ月近く経つけれど、「増毛、良かったよね~ あの宿、面白かったよね~」と何度も夕食時の会話の話題になっています。
私たちも楽しかったけど、一番楽しそうにしていたのは宿のご主人だったような…。^^

『とほ宿の会』のHPにはこんなことが書かれています。

『とほ宿の宿主はみんな今も現役の旅人です。地元の情報はもちろんのこと、遠く離れた土地のことを、まるで我が庭のように語る宿主も大勢います。ライダー、チャリダー、鉄道の達人などなど、そのルーツは千差万別ですが、みんな人が好き、今も旅好きという点では共通しています。宿主との出会い、そしてたまたま同宿したほかの旅人との語らいは「とほ宿」ならではの魅力です。
あなたが楽しそうだと思う宿へ足を運んでみてください。素敵な体験や出会いが待っています。』


b0086273_15443918.jpg


翌日は、『ぼちぼちいこか増毛舘』とは180度違う、ゴージャスな『しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌』に泊まったのですが、
宿によって、全く違う旅になってしまうんだな~と改めて実感。


b0086273_7314249.jpg


「どっちの宿が良かった?」って聞かれたら、もちろん「どっちも良かった!」って答えますよ。^^


b0086273_15313684.jpg

by halftone26 | 2015-02-06 14:58 | 北海道冬旅・増毛へ | Comments(0)

旅の思い出♪

冬の北海道へは何度か行きましたが、毎回ハラハラドキドキしながら出発の日を迎えています。
というのは、雪の影響で飛行機や列車が欠航、運休になることが少なくないからです。
今回も数日前に大雪が降って、<新千歳空港で乗客ら1500人が1夜過ごす>なんてニュースも流れたので、
「こりゃ行くのは無理だ…」と勝手に思い込んだ相方は、予約していたJRの切符を勝手にキャンセルしてしまったんですよぉ。

幸いなことに今回も予定通り北海道に行くことが出来たし、これまで欠航等で旅行に行けなかっり、逆に帰って来れなかったことはないのですが、
このハラハラドキドキは冬の北国への旅にはずっと付き物ですね。

出発日の1月10日、仕事を終えた相方と大阪空港で待ち合わせして北海道へ。
札幌に着いた頃には21時を過ぎていました。


b0086273_1459074.jpg


この日の宿は『ホテル京阪札幌』
今回は本当に寝るだけになってしまうので、出来るだけ安く、かつ快適なホテルがいいなぁと思って決めました。
1泊朝食付きで2人で9600円ですよ~ 嬉しくなります。^^
駅からホテルへの近道をチェックしていなかったので、行きはちょっと時間が掛かってしまったけど、それ以外は本当に快適でした。

b0086273_14411293.jpg



夕食は大阪空港で軽く済ませていたのですが、「ちょっとだけ居酒屋に行く?」ってことになって。ホテルお勧めのお店『祐一郎商店』へ。
小綺麗なレストランもいいけど、こうゆうTHE居酒屋ってお店の方が北国の旅には似合いまよね。


b0086273_14421831.jpg


厚岸産の牡蠣、美味しすぎ~


b0086273_14424287.jpg


翌朝は札幌駅9時55分発のJR札沼線に乗って新十津川駅へ。
札幌駅からJR函館線でそのまま増毛に向かうのが一番早いのですが、全国の鉄道を乗りつくしたいという相方のために私が違う行き方を提案したのです。

雪景色を満喫しながら新十津川駅に着いたのは12時30分過ぎ。 
雰囲気がある駅舎に感動~!


b0086273_14594893.jpg


新十津川の町名の由来、知らなかった…。


b0086273_16372740.jpg


新十津川駅からタクシーで向かったのは、『ジンギスカン松尾本店』


b0086273_1544673.jpg


タレに漬け込んだジンギスカンをそのまま焼いて食べるのですが、あっさりしてとっても美味しかった!
去年の8月に寄った新千歳伊空港店よりも絶対に本店の方美味しい。 もちろんビールも頂きました~^^

このタレ漬けジンギスカンは帰りの空港でも買ったし、ネットでも取り寄せたのですが、『ジンギスカン松尾』のモノじゃなくても充分美味しかったです。


b0086273_155829.jpg


美味しかったものと言えば深川駅の駅そばも忘れられません。
列車の中に持ち込める容器に入れてもらって雪景色を楽しみながら頂きました。
ぼちぼちいこか増毛館で飲み残したワインと一緒に。^^


b0086273_15102122.jpg


何時間列車に乗っていても、車窓の景色に飽きることはありません。


b0086273_15214657.jpg


冬の北海道ならではの風景に心を奪われていました。


b0086273_15221923.jpg


そうそう、増毛旅で書き忘れていたことがありました。
増毛には日本最北の酒蔵として有名な国稀酒造があります。


b0086273_15245913.jpg


行く途中で猫ちゃん発見!


b0086273_1538555.jpg


ちょうど『映画 駅 STATION展』もやっていました。


b0086273_15263847.jpg


この国稀酒造でも撮影が行われたそうです。


b0086273_15265565.jpg


バスの時間を気にしながら、お店の方の話に聞き入ったり、


b0086273_15292532.jpg


お酒もたくさん試飲させていただいたので、にごり酒を1本購入!


b0086273_1530232.jpg


うちの猫たちへのお土産はコレです。


b0086273_15345375.jpg


マタタビ入りじゃないので反応はイマイチでした。^^

by halftone26 | 2015-02-06 14:00 | 北海道冬旅・増毛へ | Comments(0)

しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌

相方と新千歳空港で別れて、私はもう1日北海道の雪景色を楽しみました。
この日の宿は『しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌』


b0086273_15471369.jpg


『ぼちぼちいこか増毛館』とは全く違う雰囲気のゴージャスな宿です。
新千歳空港から路線バスで行きました。


b0086273_15431352.jpg


シングルの部屋はないようです。 
城山観光ホテルの部屋にもあったナノケアスチーマーやマッサージチェア。 


b0086273_15445995.jpg


多分この部屋が一番安い部屋だと思います。
それでも1泊朝食付きで22680円。 ぼちぼちいこか増毛館の約5倍の料金!


b0086273_15462364.jpg


今回の宿泊プランは朝食だけでなく夕食もビュッフェスタイル。
普通、夕食のビュッフェなんてたいしたことないのかな~って思うじゃないですか。
それがそれが、このホテルのビュッフェは種類も豊富だし味も良くて、すっごく良かったんですよ。


b0086273_1550367.jpg


一人でも居心地良く過ごせるカウンター席もあります。


b0086273_15531195.jpg


こうゆう大型ホテルはやはり海外からのお客さんも多いようで、
夕食後のラウンジは韓国、中国からのお客さんで占領されていました。


b0086273_15555241.jpg


ここでマシュマロを焼いて食べることもできるんですよ。


b0086273_15571436.jpg


相方はこうゆう雰囲気のホテルはあまり好きじゃないかも? ビュッフェは大好きなんですけどね。(笑)


b0086273_161386.jpg


大浴場にはこじんまりとした露天風呂もあるのですが、全体的に高級スーパー銭湯風な作りで、あまり北海道らしさはありません。
ラウンジに置かれていた本を部屋に持ち帰って一人の夜を満喫しました。


b0086273_1651732.jpg


翌朝は快晴でした。


b0086273_166859.jpg


朝食も美味しかった~
ストウブ鍋で炊いたご飯が出てきたのには感激!


b0086273_16143083.jpg


ホテルから支笏湖へは歩いて5分もかからないくらい。


b0086273_16155285.jpg


スマホで撮った写真を、仕事中の相方にも送ってあげました。^^
返ってきたLINEには、いつもの「了解」の文字。(笑)


b0086273_1617983.jpg


ホテルからは新千歳空港行きのシャトルバスがあるのですが、ちょっと早く着き過ぎるので路線バスで帰ることにしました。


b0086273_1622524.jpg


散策中、お土産物屋さんで食べたチーズもちがすごく美味しかった。 コレおすすめです!


b0086273_16302330.jpg


去年の夏旅に続き、今回も冬の北海道を満喫した私と相方。 ますます北海道が大好きになりました。
帰りの飛行機の中で、5ヶ月後のGW北海道旅行のプランを考え始めていた私です。^^

by halftone26 | 2015-02-06 13:01 | 北海道冬旅・増毛へ | Comments(0)