2007年 05月 05日
出雲・松江の旅。
神々の国「出雲」へは、大阪空港からおもちゃのような飛行機に乗って約50分。
初めての出雲・松江の旅です。まずは、やっぱり「出雲大社」に行かなきゃいけません。
出雲空港から出雲大社までは、空港バスで約30分です。
出雲大社に着いたのは13時過ぎ。
おなかも空いてるし、参拝の前にまず「出雲そば」を食べることに。
出雲大社前の「田中屋」で割子そば(3重かさね、700円)を食べる。だしがちょっと甘いけど、おいしかった。5重かさねにすれば良かったです。
出雲大社というと「縁結び」の神様ですよね。
縁結びというと「恋愛」や「結婚」の縁というイメージが強いのだけど、
「人との縁」「仕事の縁」「お金の縁」「健康の縁」など
いろんな「縁」にご利益があるそうです。
ここウン十年、私が神社などでお願いすることはひとつ。
「私と私のまわりのみんなが健康で幸せでありますように‥‥」
やっぱり若い女の子が多かったです。
私も若い時に出雲大社に参拝していたら今頃違った人生を?(笑)
でも、今でもじゅうぶん幸せですけどね‥‥。
見るからに「因幡の白うさぎ」。

いい雰囲気です‥‥。
出雲大社の隣に今年3月オープンしたばかりの「古代出雲歴史博物館」。
博物館内のカフェでアイスミルクを注文。2種類のミルクを飲み比べることが出来ます。
ガラスの向こうには「風土記の庭」と名付けられた、広い庭が‥‥。
本当に落ち着く空間でした。
電車の出発時間まで残り少なくなっていたため、
「開館記念特別展 ・神々の至宝」を、超・駆け足で見たあと、出雲大社駅へ。
そこから宍道湖沿いを走る一畑電車に乗って、約50分で松江しんじ湖温泉駅に到着。
今回は、夕食は地元のお店で地元の郷土料理を食べようってことで、
朝食だけの宿泊プランがある「ホテル一畑」に泊まることにしました。
宍道湖畔に建つ結構綺麗なホテルです。
小さいけれど半露天風呂も付いた展望大浴場もあって良かったです。
チェックインを済ませたあと、宍道湖の夕日の見頃時間に合わせて「島根県立美術館」へ。
左が美術館。右側が宍道湖です。
このうさぎのオブジェ、可愛すぎます。
もしも広い庭のある家に住むことがあったら、是非マネしたい。(夢です!夢!)

少しガスがかかっていたけれど、宍道湖の夕日、とても綺麗でした。
この季節の美術館の閉館時間は日没後30分まで延長になってるんですが、
私が美術館に着いたのが閉館40分前。
せっかくだから企画展「ルソーの見た夢・ルソーに見る夢」ものぞきました。
時間がなくて、またまた超・駆け足で見ることになってしまいましたが、
駆け足で見たのは、かなりもったいなかったです。
噂通り、「島根県立美術館」はコレクションも建物も本当にすばらしい美術館でした。
美術館の展望テラスのカバのオブジェ。(空は加工しております)
次の日の夕方、相方と合流するまでは、いわゆる「女ひとり旅」。
旅先でのひとり晩ご飯は今回が初めて‥‥多分‥‥。
どうしようかといろいろ考えた結果、ホテルの和食レストランで食べることにしたんです。
寂しくないと言えばウソになりますが、遅い時間だったため人も少なくてわりと平気でした。
手頃なコース料理だったのですが、結構おいしかったです。
調子に乗って松江の名酒「李白」を注文。おいしすぎますわー。
翌日は早起きして「足立美術館」へ行くため、展望風呂でゆっくりしたあと早めに就寝。
翌日も快晴!
安来駅から、朝一番のシャトルバスに乗り、憧れの「足立美術館」へ。
美術館へ着いたのは10時前でしたが、すでにたくさんの人が集まっていました。
「足立美術館」と言えば、やはりこのすばらしい庭ですよね。
ところで、入館料っていくらか知ってます?
2200円ですよ~。高いね~!
コレクションの中では、横山大観が有名ですが、横山大観よりも榊原紫峰、
魯山人よりも河井寛次郎が気になったのでした。
せっかくなので美術館内のカフェでカフェオーレを飲みました。
ゆったりした椅子に座り、一人カフェから見る庭はまた格別です。
足立美術館のある安来市と言えば「どじょう」が有名なんです。
前日乗ったタクシーの運転手さんに、
安来に行ったら絶対に「柳川鍋」を食べるように言われたのでお店を探す。
本当はどじょうなんてあんまり食べたくなかったんですけどね。
だしが甘い。悪いけどもう一回食べたいとは思わないなぁ‥‥。
松江まで戻り、観光スポットをまわるループバスで「小泉八雲記念館」を目指す。

500円のカードで1日何回も利用できます。
こちらは小泉八雲がセツ婦人と住んでいた家です。
松江城にも行きたかったんですけどね。かなり歩き疲れていたので、
今回はバスの中からしっかり見ておくことにしました。
ホテルに戻り夕方まで爆睡!
6時過ぎに松江駅に行き、すぐに相方の姿を見つけました。
相方は晩ごはんと、翌日の木次線に乗るためだけに松江に来たようなものです。
「おなかが減ったから早く食べに行こう!」とうるさいので、松江駅近くの「旬門」へ向かう。
「旬門」は前日乗った、やさしいタクシーの運転手さんがおすすめのお店です。
山陰といえばやはり「のどぐろ」ですよねー。
のどぐろの塩焼きや境港で採れた新鮮なお魚を食べることができて満足。
でも、できればもっと小料理屋っぽい雰囲気のお店が良かったんだけどね。

翌日は奥出雲を走るトロッコ列車に乗り岡山を経由して帰るという、
一日中列車に乗る旅です。
私たちはおばさんおじさんなのでトロッコ列車じゃなくても良かったんですけどね。
でも乗ってみると、おじさんやおばさん、おじいさんやおばあさん、
そしてお兄ちゃんやお姉ちゃんもたくさんいました。
この列車かなり楽しかったですよー♪
もちろん駅弁の販売もありです。
100歳まで生きた狸の伝説がある延命水。10分間停車するので自由に飲めます。
私たちは映画「砂の器」の舞台になった亀嵩駅で下車。
無人の亀嵩駅の構内には「扇屋」というおそば屋さんがあります。
かなりの有名店のようです。お客さんもサインもいっぱいです。
「扇屋」さんのおそばは食べずに、タクシーで「砂の器記念碑」や「奥出雲交流館」に立ち寄り、出雲横田駅近くのそばや「純そば・一風庵」を目指しました。
旅行前に丹波哲郎、緒方拳の「砂の器」を見たかったのですが、時間がなかったんです。
「純そば・一風庵」も人気店らしく行列ができていました。
私たちは予約を入れていたのですぐに入ることが出来ました。
相方は「やまかけそば」、私は1日限定15食という在来種の横田そばを使った
「野の香」を注文。おいしかったですよ。
そのあとは延々と列車に乗る旅。
初めて見る土地、初めて見る景色、いろんな人が乗ってきては降りてゆく。
いつの間にかうとうとしている相方。そして私も‥‥。
そう言えば今朝の新聞で、「今一番贅沢なことは時間の無駄使いだ」
という記事を読みました。
そういう意味ではかなり贅沢をした1日だったかなぁ。
今回の旅行のシメは神戸・三宮高架下の焼肉屋「味楽」で。
初めて入ったお店なんですが、結構おいしかったです。ただしロース以外はですけどね。
写真はタンなんですけど、かなり分厚くてホントおいしかったわー♪
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初めての出雲・松江の旅です。まずは、やっぱり「出雲大社」に行かなきゃいけません。
出雲空港から出雲大社までは、空港バスで約30分です。
出雲大社に着いたのは13時過ぎ。
おなかも空いてるし、参拝の前にまず「出雲そば」を食べることに。


縁結びというと「恋愛」や「結婚」の縁というイメージが強いのだけど、
「人との縁」「仕事の縁」「お金の縁」「健康の縁」など
いろんな「縁」にご利益があるそうです。
ここウン十年、私が神社などでお願いすることはひとつ。
「私と私のまわりのみんなが健康で幸せでありますように‥‥」

私も若い時に出雲大社に参拝していたら今頃違った人生を?(笑)
でも、今でもじゅうぶん幸せですけどね‥‥。




ガラスの向こうには「風土記の庭」と名付けられた、広い庭が‥‥。
本当に落ち着く空間でした。
電車の出発時間まで残り少なくなっていたため、
「開館記念特別展 ・神々の至宝」を、超・駆け足で見たあと、出雲大社駅へ。
そこから宍道湖沿いを走る一畑電車に乗って、約50分で松江しんじ湖温泉駅に到着。
今回は、夕食は地元のお店で地元の郷土料理を食べようってことで、
朝食だけの宿泊プランがある「ホテル一畑」に泊まることにしました。
宍道湖畔に建つ結構綺麗なホテルです。
小さいけれど半露天風呂も付いた展望大浴場もあって良かったです。
チェックインを済ませたあと、宍道湖の夕日の見頃時間に合わせて「島根県立美術館」へ。


もしも広い庭のある家に住むことがあったら、是非マネしたい。(夢です!夢!)

この季節の美術館の閉館時間は日没後30分まで延長になってるんですが、
私が美術館に着いたのが閉館40分前。
せっかくだから企画展「ルソーの見た夢・ルソーに見る夢」ものぞきました。
時間がなくて、またまた超・駆け足で見ることになってしまいましたが、
駆け足で見たのは、かなりもったいなかったです。
噂通り、「島根県立美術館」はコレクションも建物も本当にすばらしい美術館でした。

次の日の夕方、相方と合流するまでは、いわゆる「女ひとり旅」。
旅先でのひとり晩ご飯は今回が初めて‥‥多分‥‥。
どうしようかといろいろ考えた結果、ホテルの和食レストランで食べることにしたんです。
寂しくないと言えばウソになりますが、遅い時間だったため人も少なくてわりと平気でした。
手頃なコース料理だったのですが、結構おいしかったです。
調子に乗って松江の名酒「李白」を注文。おいしすぎますわー。
翌日は早起きして「足立美術館」へ行くため、展望風呂でゆっくりしたあと早めに就寝。
翌日も快晴!
安来駅から、朝一番のシャトルバスに乗り、憧れの「足立美術館」へ。
美術館へ着いたのは10時前でしたが、すでにたくさんの人が集まっていました。

ところで、入館料っていくらか知ってます?
2200円ですよ~。高いね~!
コレクションの中では、横山大観が有名ですが、横山大観よりも榊原紫峰、
魯山人よりも河井寛次郎が気になったのでした。
せっかくなので美術館内のカフェでカフェオーレを飲みました。

足立美術館のある安来市と言えば「どじょう」が有名なんです。
前日乗ったタクシーの運転手さんに、
安来に行ったら絶対に「柳川鍋」を食べるように言われたのでお店を探す。

だしが甘い。悪いけどもう一回食べたいとは思わないなぁ‥‥。
松江まで戻り、観光スポットをまわるループバスで「小泉八雲記念館」を目指す。


松江城にも行きたかったんですけどね。かなり歩き疲れていたので、
今回はバスの中からしっかり見ておくことにしました。
ホテルに戻り夕方まで爆睡!
6時過ぎに松江駅に行き、すぐに相方の姿を見つけました。
相方は晩ごはんと、翌日の木次線に乗るためだけに松江に来たようなものです。
「おなかが減ったから早く食べに行こう!」とうるさいので、松江駅近くの「旬門」へ向かう。
「旬門」は前日乗った、やさしいタクシーの運転手さんがおすすめのお店です。
山陰といえばやはり「のどぐろ」ですよねー。
のどぐろの塩焼きや境港で採れた新鮮なお魚を食べることができて満足。
でも、できればもっと小料理屋っぽい雰囲気のお店が良かったんだけどね。

一日中列車に乗る旅です。
私たちはおばさんおじさんなのでトロッコ列車じゃなくても良かったんですけどね。
でも乗ってみると、おじさんやおばさん、おじいさんやおばあさん、
そしてお兄ちゃんやお姉ちゃんもたくさんいました。
この列車かなり楽しかったですよー♪


私たちは映画「砂の器」の舞台になった亀嵩駅で下車。

かなりの有名店のようです。お客さんもサインもいっぱいです。
「扇屋」さんのおそばは食べずに、タクシーで「砂の器記念碑」や「奥出雲交流館」に立ち寄り、出雲横田駅近くのそばや「純そば・一風庵」を目指しました。


私たちは予約を入れていたのですぐに入ることが出来ました。
相方は「やまかけそば」、私は1日限定15食という在来種の横田そばを使った
「野の香」を注文。おいしかったですよ。
そのあとは延々と列車に乗る旅。
初めて見る土地、初めて見る景色、いろんな人が乗ってきては降りてゆく。
いつの間にかうとうとしている相方。そして私も‥‥。
そう言えば今朝の新聞で、「今一番贅沢なことは時間の無駄使いだ」
という記事を読みました。
そういう意味ではかなり贅沢をした1日だったかなぁ。

初めて入ったお店なんですが、結構おいしかったです。ただしロース以外はですけどね。
写真はタンなんですけど、かなり分厚くてホントおいしかったわー♪
▲ by halftone26 | 2007-05-05 11:20 | 出雲・松江の旅 | Comments(2)