2017年 10月 31日
雨の桂離宮と中村軒♪
今回は女性5名、男性4名が参加、同じ時間の予約が出来なかったので、2組に分かれて参観です。

9時半に桂駅に着いた時は雨も降っていなくて、このままもってくれたらいいなーと思っていたのですが、参観が始まると本降り状態に。

先頭の説明係りの方だけでなく、後ろにも係りの人がつくので、ゆっくり写真撮影!ってわけにはいきません。

「松琴亭」の襖の市松模様。 江戸時代にしてはとってもモダンな感じがします。

ドイツの建築家ブルーノ・タウトが「泣きたくなるほど美しい」と絶賛した桂離宮ですが、
ブルーノ・タウトが訪れた日は、きっと晴天の日だったんじゃないでしょうか。^^

敷地内にある建物は、パッと見ると「簡素」って言えるくらいシンプルなんですよ。

パソコンもスマホも無い時代…。 あったとしても皇族の人が1時間も2時間もネットを見てるなんてことはまず無いだろうけど、私みたいに(笑)、
茶会をしたり舟遊びをしたり歌を詠んだり…、笑い声も上品で、などと、当時の様子を勝手に想像してしまうのでした。

私が1番気に入ったのは庭の敷石。 石の並べ方がすごく美しくないですか~
パソコンもスマホも無い時代だけど、美意識だけは時代は関係ないですよね。

桂離宮参観の受け付け開始は参観希望日の3ヶ月前の1日からなんですが、当日受付(11時~)も可能みたいです。(各時間20名+予約のキャンセル分)
雨だったこの日も、当日受付の方が結構来られていました。 お天気がいい日は8時前ぐらいから並ばれるとか。 整理券をもらったら参観時間までは自由にしてていいみたいですが、8時から11時まで待つのも大変そう。

次回は紅葉真っ盛りの時期に来て、ブルーノ・タウトのように、「泣きたくなるほど美しい!」ってつぶやいてみたい。

ランチは桂離宮近くの「中村軒」で。 創業は明治十六年なんだそうです。
中庭が見える座敷席を予約しておきました。

全員がにゅうめんと栗赤飯のセットを注文。
いつもの調子で「ビールあります?」と男性陣。 「甘味処なのでビールはございません!」という可愛い笑顔の返答にその場も一瞬和みました。^^

アップ~

せっかくなので和菓子も頂くことに。 どちらかと言うと甘さ控え目。 お皿がそれぞれ違うのがお洒落です。

ハロウィンイベントに参加のSさんと、翌日、立ちっ放しのライブを控えていた私はここまで。
他のメンバーは夜まで秋の京都を楽しんだようですよ。^^
今年も残すところ2ヶ月。 2017年のイベントがひとつずつ終わっていきます。
▲ by halftone26 | 2017-10-31 07:39 | ちょっとおでかけ | Comments(0)